「ありがとう」と言う言葉
皆さん、お久しぶりです。さくら東苗穂の長谷川です。
ところで皆さんは、「ありがとう」と言う言葉をどれだけ使っていますか。
例えば、スーパーやコンビニのレジで、またはエレベーターに乗った時に「何階ですか」と聞かれた時、他人に親切してもらった時など様々場合に遭遇した時など、どれだけ「ありがとう」と言う言葉を使った事がありますか?
と、言うのも今回は長谷川が勤務する東苗穂についてちょとお話ししたいと思います。
施設はグループホームで1階、2階とあって入居者は9人9人の18名。
それと職員がシフト制で働いています。職員の年齢もバラエティに富んでいて、下は16才のアルバイトの高校生から、上は、還暦を過すぎた人生の大先輩(これは言い過ぎた。還暦を過ぎたちょっと上の方)までいらっしゃいます。
ちなみに私は、広告デザイナーでした。(こう見えて出来るやつなんです。いや、本当、姿は見えませんが(笑い)ご指名もあったくらいです。)
この世界に入る切っ掛けは、両親ですがこの話をすると長くなるので、割愛させていただきます。
さて、私のいるフロアは2階です。なので2階の話をします。
まずは、出勤してまず初めにする事は、各階に挨拶に行く事で1日が始まります。おはようございます。もしくは、こんにちは。さらには、こんばんわ!と挨拶から始まるのです。
そしてかえってくる言葉は、「いつもありがとね。今日もよろしく頼むね。」などと返されそれに対して「いやいや、まだ何もしてないから、これからさぁ〜」と返事をし、笑いが起き、場が和んでから仕事が始まりす。
さて、紹介させてくださいね。この子はNON ちゃん。
今時の高校生の女の子イメージといえば、メイクをして手はネイルしておしゃれに関心がある子を想像していましたが(家の子もメイクはしてたし(笑い))、NON ちゃんには、夢があります。でも、それは、内緒です。
今の目標は、介護福祉士の資格を取る事だそうです。凄いですよね!私が高校生の時なんか、どうやって授業サボって遊ぶかしか考えてなっかたもんな。
夢は、あったけど美大行けるほどの頭はなかったし今日を1日楽しく過ごす事に全力使ってました。
NON ちゃんがホームに来ると場が明るくなります。とにかく元気で、入居者との会話も積極的で皆さんも楽しそうです。
会話の橋はしには、ちゃんと感謝の気持ちを忘れない「ありがとう」があり、私達が忘れていた見習わなきゃならい無垢な心が彼女にあり大切にしたい東苗穂の宝です。
さてさてお次は、JINMO。
親元離れ遠い国ミャンマーから日本へやって来たJINMO。
不慣れな国で、日本語を覚えながら介護の技術的な事を勉強しにやって来た彼女は今、東苗穂で頑張っております。定期的に試験を受けながらそれに合格しなければ日本に残れないといった過酷な条件の中、最初の頃は、うまく日本語を話せずコミュニケーションにも困りミャンマーに帰りたいと弱気になっていましたが、最近では大きな声も出るようになり冗談まで言える。(泣き虫JINNMOは何処へ行った)彼女自身、自信もついて来たようです。ご飯も誰よりも沢山食べるんです。
こんな感じになってます。凄いでしょ!(笑い)。
そして本社からやって来た助っ人さん!!
”出来る子で口は悪いが評判の新卒の22才”。
そう言えば私は、この歳にはもうお父さんになっていました。あの頃が懐かしいなぁ。嫁は、綺麗だったし優しかったし(うそうそ、今も優しいいです。家にいる時は、今晩何食べたい?と必ず聞いてくれ、その通りのご飯を作ってくれます。)凄いでしょ。話はそれましたね。
歳は、若いが「ありがとう」も言えるし、雰囲気はもはやベテラン!
飲み込みが早い分、大きな期待をしてしまいがちですが彼女のちょっとした変化を見逃さず一緒に仕事ができれば良いと考えています。
今は、彼女の事をなんて呼んだらいいのか私の中では、思案中。家の末娘はもう25才、もう一人娘がいたら考えれば自然に呼べるかももしれませんね。
色々な年齢の職員達が絡み合って働いている訳ですが、「今日は、お兄ちゃまいるから、安心だ。」と言われたり、手を合わせて「いつもありがとう」と感謝の気持ちを伝えられるとどんなに疲れていてもその瞬間だけでも元気になれる。
頑張っちゃおかなぁって思ったりするんです。だから、言葉って大事ですよね。その一言で元気になったり落ち込んだりするんだから。
さてと、今日は夜勤です。夕方行って見るまで何があったか分かりませんが平和な夜だといいのですが・・・・。